アラサーOLのももこ(@momoko30around)です。
先日、千葉県木更津市にプレオープンしたばかりの人と農と食とアートが体験できる「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」へ行ってきました。
正直あんまり期待していなかったのですが、期待以上過ぎて、お腹も心もすっごく満たされて、ぜひみなさんにも知ってほしいと思いましたのでご紹介したいと思います(*´ω`*)
KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)とは
KURKKU FIELDSの広大な土地。ソーラーパネルもちらほら。 |
KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)は、千葉県木更津市にある30haという広大な土地に、人と農と食とアートが体験できる場所を提供しています。
//KURKKU FIELDS Webサイト//
https://kurkkufields.jp/
KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)の運営母体は農業をする人たちへ融資をする企業だったのですが、最近はオーガニック野菜を提供したり、実際に自分たちで一次産業をやることで、その魅力を伝えていく一種のCSR的な活動としてKURKKU FIELDSをオープンさせたそうです。
残念なことに、先日の台風の影響でKURKKU FIELDSも被災し、せっかく育てや野菜やハーブはもちろん、せっかく建てたビニールハウスなどが壊れてしまい、10月オープンの予定が一ヶ月ずれ11月になってました。
それでも、実っている野菜やハーブ、動物たちに触れることができ、自然や生命の力強さを感じることができました。
私はオープン前ということで、プレオープンの体験ツアーに参加してきました。
都内から木更津までは車で1時間ぐらい
体験ツアーが10:30受付、11:00開始だったため早めに出発したのですが、車で1時間ぐらいで着いちゃいました。
都心から木更津まではアクアラインで一気に行けちゃうので、意外と近いです。
車で行かれる方は、カーナビに「かずさDNA研究所」に設定して、近くに来たらGoogleマップでナビしていくとよいですよ。
また、渋谷駅からであれば最寄りのバス停まで行けるようなので、車がない方はシーバレー号というバスで行くといいみたいです。
食事ができるダイニング棟の内装がおしゃれすぎる!
ダイニングの内装がとても素敵 |
高台からKURKKU FIELDSを見渡し、自然を感じる
受付を終えたらスタッフの方とともに高台へ移動し、KURKKU FIELDSの広大な土地の歴史や、建設中の建物をひとつひとつ説明してくれました。
KURKKU FIELDSができる前は、残土を受け入れて生計を立てていた方の土地だったようで、至る所にコンクリートの破片がゴロゴロ転がっていました。
酷いときは、土の中から車が出てきたこともあったそうです。
そんな土地だと野菜やハーブが育つのは難しいそうで、数年はなかなか育たなかったみたいです。
土を生き返らせるために、牛糞を使ったり鶏糞を使ったりすることで、やっと今年育ったということでした。
体験ツアーでは養鶏場を見ることができませんでしたが、KURKKU FIELDSの鶏はみんな平飼いされ自由に歩き回っているそうです。
私も知らなかったことですが、鶏は狭い空間に閉じ込められるとストレスを感じ、くちばしで突き合ってケガをしてしまうそうなのですが、その対策として小さいときに必ずくちばしを切られているそうです。
一方でKURKKU FIELDSの鶏は、広い養鶏場で飼われているのでくちばしを切る必要がないそう。
そういう話を聞くと、人間って自分勝手だなぁ・・・と悲しくなりました。
ちなみに、ここの鶏たちは千葉県産のお米を食べているそうで、くちばしがあるからこそお米みたいな小さな粒もごはんにして食べられるんですね。
くちばしを切られた鶏はお米をつつくことができないので、アメリカなどから輸入したとうもろこしやパプリカを粉末にした餌を流し込んでいるのだそう。
卵の黄身が黄色いのはパプリカを餌にしているからだと聞いて、この歳になっても知らないことがたくさんあるんだなぁと学んだ気がします。
作りたての水牛のモッツアレラチーズに感動
KURKKU FIELDSの水牛。暑さに弱いので頭上には扇風機。 |
高台から降りたところに人口のビオトープやハーブ園があり、ろ過の仕組みや天然の浄化槽を見ることができました。
私の大好きなパクチーの花をちぎって食べたり、スイートバジルの香りを嗅いだりしながら向かった先は、牛舎。
牛舎には水牛がいて、今朝採れたばかりの牛乳を使ったモッツアレラチーズを牛舎の中で試食したのですが、これがまた感動の味!!!
私が今まで食べてきたモッツアレラチーズとはなんだったのか!?
全く違う味、すんごく美味しかったです(*´ω`*)
ヨーグルトの風味で、ぷりっぷりのもっちもちでした。
今でも思い出します・・・また食べたいなぁ。
心がほっこり豊かになる食事
KURKKU FIELDSのダイニング棟 |
今日のお品はこんな感じでした。
KURKKU FIELDSのランチメニュー |
ちょっと少ないかな?と思ってましたがそんなことない。
量は少ないかもしれないけれど、ひとつひとつの素材が生きていて、心が先に満たされましたよ(*´ω`*)
美味しすぎてすぐに食べちゃって撮りそびれたものがありますが、どんなものが出たのかご紹介しますね。
ハーブは、ちぎって自分で入れます。 |
テーブルの上に置いてあるレモングラスやバジル類はお水に入れて自分でカスタマイズできます。
KURKKU FIELDSの採りたてのハーブを使ったハーブ水 |
ちぎっていれるとこんな感じ。生のレモングラスってちょっと入れるだけいい香りが広がるんですねぇ~。
このハムもKURKKU FIELDS内で作ったものだそう |
バターナッツかぼちゃのスープといちじくのバケット |
陶器もこだわってるみたいでした。 |
ソーセージ |
だいこんのピザ |
ちなみに、このピザの前に水牛のモッツアレラチーズが乗ったピザが出てきましたが、すっごく楽しみにしていたので撮り忘れてソッコーで食べちゃいましたw
たまごかけごはん! |
ちなみにごはんの量は、この時点でもうお腹いっぱいだったので少な目にしました。
たまごの黄身が白っぽい! |
たまごかけごはんってこんなにおいしかったっけ?って思ったぐらい、ペロッと食べちゃいました。
黄身が白いのは、鶏がお米を食べているからみたいです。ここのたまごは木更津市内の道の駅でも販売されてました。
道の駅木更津 うまくたの里
平飼いたまごを使ったシフォンケーキ |
食後の紅茶 |
食後は紅茶かコーヒーを選べたのですが、私は紅茶をチョイス。
見た目はハーブティーみたいですが、香りと味は紅茶でしたよ。意外と国産の紅茶ってあるんですよね~。
食後はアート鑑賞
KURKKU FIELDSのテーマのひとつであるアートは、敷地内に草間彌生さんのミラールームという作品が展示してあります。広大な敷地の中にあるので、どこに作品があるのかわからないぐらい溶け込んでいました。
私が行った日は残念ながら曇りで、晴れた日が最高みたいなので、ぜひ訪れた際は作品も見てみてください。
豊かな自然を心から感じたければKURKKU FIELDSへ行ってみて!
KURKKU FIELDSにいると、なんて私って小さなことで悩んでいるんだろう・・・(笑)って思ってしまうぐらい、ほんとにどこまでも広くて、人と自然がうまく融合してるんですよね。
毎日仕事ばかりしている私の脳が、気持ちいい~と言っているのがわかりました(*ノωノ)
ここの魅力の一つが、建物のおしゃれ具合なのですが、内装がひとつひとつ凝っているんですよね。
建物とか内装のデザインが好きな人にもおすすめです。
木をたっぷり使った内装がメインです |
このラグの色とか、落ち着く。ゴロゴロしたくなりますね。 |
オープンに向けて建設中 |
最後に、モッツアレラチーズは絶対食べて!!(笑)